「スマホがあれば、パソコンなんていらなくない?」
こんな声がきかれることもあります。
確かに・・・
スマホが普及するまでは、メールの送受信、ネットサーフィン、SNSの利用など日常的デジタル活動の大半はパソコンが中心でした。
しかし、近年ではこれらの活動はスマホで簡単に行えるようになり、スマホで完結できる作業や活動は今もなお増え続けているのは事実です。
スマホは便利ですが、すべてのニーズは満たしません
1)クリエイティブ全体でパソコンが有利
スマホでアプリは使用できるが、そのアプリを作成するためには、パソコンが必要。
日本は世界的にみて圧倒的に情報分野の教育も遅れており、今後、スマホだけの使用に慣れてしまうことで、制作する力、可能性を失ってしまうリスクが高い。
アプリ、ゲーム、ソフト、企画書、WEBサイト、設計図、動画、小説、アニメ、音楽などのコンテンツの殆どは、パソコンで作られています。
クリエイティブな作業、特にグラフィックデザイン、動画編集、音楽制作、プログラミング等では、パソコンのパワフルなCPU、大容量のメモリ、構成のグラフィックカードは作業を円滑に進行するために不可欠です。
2)タイピング速度もパソコンが圧倒的有利
タイピングの速度の観点も、パソコンはスマホに対して圧倒的優位性をもっています。スマホのフリック入力のほうが速い!と主張される方もいらっしゃいますが、タイピングのトップ層とフリック入力のトップ層を競わせれば、勝つのはキータイピングです。
また、パソコンのキーボードはショートカットキーを使用することで、特定の操作を高速化したり、一部のアプリケーションでの作業公立を向上させることができるに対して、スマホでは同じようなショートカット操作が制限されています。
大量のテキスト入力(例えば、レポート作成やプログラミング)であれば、パソコンがはるかに優れた選択です。
3)データ入力や難しい内容の調べ物をする時にパソコンが有利
前述の通り、データ入力の場合、パソコンのキーボードはスマホの仮想キーボードよりもはるかに高速で正確です。更にマウスやトラックパッドで、スクロール、クリック、ドラック&ドロップ等うの操作がスムーズに行えます。これらの操作は、スプレットシートやデータベースなどのアプリケーションで頻繁に必要となります。
複雑な調査や検索にて複数の情報源を同時に開いて比較する場合、パソコンの大きなディスプレイとマルチウィンドウ機能が役に立ちます。スマホでは一度に表示できる情報量が限られてしまうので、複数のアプリケーションやウェブページを同時に開くことが難しいです。
パソコンは不要?そんなことはありません!!
パソコンは必要です
スマホはコンテンツの消費を目的に設計されている
パソコンは、コンテツの消費のみならず、生産にも特化した設計
パソコンを活用しないと、パソコンを活用できていたらつかめていた可能性を失う可能性がある